『MARVEL SNAP（マーベル・スナップ）』配信開始！洗練された奥深さが病みつきになるハイスピードカードバトル！

「マーベル・ユニバース」のキャラクターが集う全く新しいカードバトル『MARVEL SNAP（マーベル・スナップ）』配信開始！

2022年10月18日（火）、NuverseとMarvel Entertainment、Second Dinnerと共に手掛けた新作カードゲーム『MARVEL SNAP（マーベル・スナップ）』が配信開始となった。

本作はアメリカの大人気コミックに登場する主人公や悪役たちが登場するカードバトルゲーム。

iOS/Android/PCと幅広いプラットフォームで展開する本作は、世界中のプレイヤーたちとどこでも気軽に対戦可能だ。

クセになる奥深いゲーム性と、相手ターンの待ち時間が発生しないスピーディーなバトル展開はマーベル作品を知らない人でも楽しめる。

本稿では遂に配信開始となった全く新しいカードバトルの魅力を実機の画面と共にお届けしていこう。

※この記事はNuverseの提供でお送りします。

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未だ体験したことのない徹底した遊びやすさと、すんなり身体が受け入れられるルールのわかりやすさ！

全世界でのローンチを迎えた『マーベル・スナップ』。

先行体験した実機プレイの中でとりわけ目立っていたのが“ゲームシステムの明瞭さ”だ。一例を紹介するとバトルの基本勝利条件は「6ターン目の終わりに相手よりも多く陣地を確保していること」。

この一文だけでシンプルかつわかりやすいルールであるのが表面だけでもお分かり頂けると思う。しかし、「シンプルだから良いゲーム」と稚拙な表現で言い表すのは勿体無い。

「12枚のデッキ構成」「カードを置いて陣地のパワーを競う」など、やはり各要素は端的に説明できるほど無駄がない。

右も左も分からない者がひと勝負終える頃にはきっとルールすら身につく。それだけすんなりと身体に馴染みすい。

▲ 日本語版では各キャラクターのボイスも有名な声優陣たちが吹き替えている。

ここからは具体的にどうシンプルでわかりやすいのか、一度『マーベル・スナップ』のゲームシステムの全容を簡単に紹介してみたい。

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▲ 手札の下に表示されている数値が「エネルギー」。毎ターン1ずつ増えながら回復する。

両プレイヤーはフィールド中央に並ぶ3つの陣地「ロケーション」に、毎ターンカードを置いていく。

各カードには「エネルギー（コスト）」「パワー」、あるものには「アビリティ」が備わる。

コストを支払ってカードを場に出していくが、当然強力なカードは要求されるエネルギーも高く設定されている。

ロケーションには置かれたカードのパワーが加算され、6ターン目の終了時にパワー合計値の高いプレイヤーがそのロケーションを獲得。

最終的には相手より多くのロケーションを獲得していた方が勝利を収める……以上が基本的なゲームの進行である。

そして最もユニークなのはプレイヤーランクが一定以上から導入される「SNAP（スナップ）」。

ここまでカード同士の駆け引きを中心としていたバトルに“報酬の駆け引き”が絡む。

SNAPは勝利宣言を行うことで試合後に獲得する「コズミックキューブ」を倍にするシステム。このアイテムはプレイヤーのランクを上げるのに必要だ。

もし、宣言通りに勝てれば報酬は倍となり、敗北した場合はその分の対価を支払う。手札と戦況から明確な勝利宣言を行い、相手を自ら敗北させる「撤退」にも追い込めるのがポイント。

自ら勝負を降りるのはある種の“損切り行為”に等しく、コズミックキューブの減少を抑えられる。報酬を賭けた心理戦も『マーベル・スナップ』ならではの醍醐味と言えよう。

▲ 陣地（ロケーション）の点数の多さで勝敗を決めていく。

複雑なカードテキストが無数の効果処理を生み出し、試合展開が難解になりがちなカードゲーム界隈において、本作の立ち位置は「新時代のカードゲーム」なんて表現が相応しいのかもしれない。

▲ 数々の実力派クリエイターたちが参画。イラスト、ボイス、BGMまでマーベル・ユニバースの世界を丁寧に創り上げている。

魅力的なカードイラストから始まり、耳に残るサウンド、ゲーム全体のテンポ感、直感的に遊べるわかりやすさなど、副次的な要素の数々が面白さを底上げしている。

一つひとつの要素が巧みに混ざり合うことで、感覚的にも楽しめる構造なのが『マーベル・スナップ』の特徴だ。

▲ 右がヨン・ウー氏。他にも世界的人気を誇る名作カードゲームを生み出したベン・ブロード氏がゲーム開発に携わる。

本作を手がけるクリエイターの一人、ヨン・ウー氏は「あらゆるつまらない要素を徹底的に排除した」と語っており、ゲームを手に取ると彼の言わんとしたことが何となく理解できる。

例えば「解りにくいカードテキスト」「一方的で冗長過ぎるカードのコンボ」など、初心者が敬遠しがちなものは排斥済み。ある種引き算の美学を感じられた。

冒頭で今作を“新時代”と称したが、決して大言壮語を並べた言葉ではなく、必要最低限のゲーム性が集約されている情報過多にならないカードゲームなのだ。

しかもここまでの対戦時間は僅か3分程度。

カードを駆使したロケーションの争奪戦、報酬を賭けたゆすり合いなど、毎戦RPGの攻防戦のように起伏の富んだバトルが展開する。

短時間で両者の思惑が無数に飛び交う様はまさにエンターテインメント的だが、案外それこそが『マーベル・スナップ』の真骨頂なのではないだろうか。

『マーベル・スナップ』マーベル・ユニバースのヒーローが集う戦略カードバトル！

より詳細なゲームシステムについては、別の記事でも詳しく紹介している。

まだカードバトルのルールが気になる人は、こちらもあわせてチェックして欲しい

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カードのシナジー効果で差をつけろ。カードバトル特有の戦略性はそのまま！

カードゲーマーたちが行き着く所はデッキ構築とカード同士のコンボなど、より確実な勝利を得るための戦略性だろう。

本作もその例に漏れず各魅力については抜かりがない印象だ。カードゲーマーたちのニーズはしっかり汲み取ってくれていると思う。

実際にゲーム内ではどういったコンボが実現できるのか、先行プレイで敵にやられたものを紹介させて頂きたい。

パワーアップした「デッドプール」が高コストのカードと共に牙を剥く！恐怖のカード破壊コンボ

このコンボで使用されたのは破壊されると自分の全カードがパワーアップする「ノヴァ」と、破壊された後に手札へ戻りパワーが2倍される「デッドプール」。

そして、破壊された自分のカード位置に登場できる「エンジェル」、登場の際に敵自分全てのコスト1カードを破壊する「キルモンガー」の合計4枚だ。

▲ 敵のコンボで登場したカードたち。

低コスト故に試合序盤で登場した「ノヴァ」「デッドプール」、こちらのカードを「キルモンガー」で破壊し、それぞれの効果を巧みに発動させながら「エンジェル」で戦力まで補う。

中央のロケーションからは低コストカードを一掃することで、終盤に高コストカードを複数出しやすくしている。

▲ 敵はSNAPまで宣言しており、最終ターンにパワー合計値の判定で逆転勝ちの結果になった。

この試合では対戦相手との激戦になった中央ロケーションを何とか抑えた形で判定勝ちに持ち込み勝利。ただ、強力な効果を持つ「アイアンマン」「ドクター・ドゥーム」で対抗できなければ負けていた試合である。

試合終盤、手札に戻りパワーが倍増された「デッドプール」が高コストのカード共に登場し、2つのロケーションを抑えられていたからだ。

▲ 作品と立場の垣根を越え、共闘の言葉が相応しい仕事ぶりを見せてくれた。

このようにカード同士の効果を組み合わせるテクニックはロケーションを抑える上で非常に効果的。

毎ターン優劣がハッキリと分かれやすい本作においては、序盤からいきなりSANPを宣言するなど、付け焼き刃の小技すら勝敗を分つ要因になり得る。

どのロケーションを優先するのか、選択と集中の応酬が繰り返される最中で、如何に一手を差し込めるかはプレイヤー次第。強敵との対戦では心が蒸すほどアツい心理戦が繰り広げられるに違いないだろう。

実際に遊ぶと顕著に体感するが、6ターン程度の短い試合時間に戦略的な要因がギッシリ詰め込まれているのも素直に感心してしまう。

サクッと遊べる割に毎戦熱中してしまう病みつきのカードバトルは、一度ならず何度でも体験して欲しい。

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数多のカードから選りすぐりの組み合わせを実現。どのキャラも主役級に活躍できる！

リリース時点では150種類以上のカードが収録され、全12枚のデッキ構成から考えると膨大な組み合せを実現可能。時間をかければ全カードは無料で獲得できる。

一部アビリティを持たないカードもあるが、その分コストとパワーのバランスが良い。フィールドの戦力を増強しやすいので使い勝手は良好だ。

アビリティが強力なシナジーを生むのはもちろん、単純なカードの使いやすさが勝利に貢献する試合も多々。

だからこそデッキ構築ではさまざまなシーンを想定して12枚のカードを選び抜く必要がある。デッキのコンセプト次第では全てのカードが主役になり得る可能性も秘めているだろう。

プレイヤーの個性をより引き出す「ヴァリアントカード」も大きな見どころ。これはイラストのテイストが全く異なる言わばカード用のスキンに近い。

ピクセルアート調のものから、可愛らしくデフォルメ化されたものまで各カードごとに複数の種類が用意されていた。

試遊で確認したところ、絵のシチュエーションも相まって雰囲気がガラリと変わるカードも多数。

その変貌ぶりとイラストレーターの“センス”には思わず舌を巻いた。

特に嬉しいのは“知る人ぞ知る”ややマニアックなヒーローたちも平等に種類が用意されているという点。

本作からマーベルの作品に興味を持ったプレイヤーも、別段偏見を感じず好きなキャラクターの作品に入り込めるのは大きい。往年のファンにも嬉しい配慮だ。

また、全カードに「フレームブレイク」と呼ばれるシステムが備わり、レアリティを向上させられる。

アップグレードを重ねる度、イラストに3Dエフェクトが追加され、ホログラムのような立体感でカードそのものがリッチに。

戦略性が多岐に渡る本作ではあらゆるカードが勝負の決定打になり得る。

戦いの一手を決めるのは、フレームブレイクでレア度を最高に上げた予想外のヒーロー...あるいはヴィランかもしれない。

デッキ構築で広がるあらゆる戦いの選択肢をぜひ模索して貰いたい。

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